2011年05月15日

5/14(土) THIS IS PANIC×東京カランコロンの2マン。

ネオ渋谷系4人組バンドTHIS IS PANICの主催ライブイベント、『THIS IS PANIC的日本シリーズ!』の第2回、

THIS IS PANIC的日本シリーズ!2回表:THIS IS PANIC×東京カランコロン』が、昨日5/14(土)に行われました。

前回、1回表のTHEラブ人間との2マンはちょうど僕の結婚式の当日だったため行けなかったものの、今回は東京のインディーズシーンでも着実に存在感を高めつつある東京カランコロンとの2マンということで、楽しみにしつつ行ってまいりました。場所は下北沢BASEMENT BAR。

THIS IS PANICのケンジくんの実のお母さんによる始球式とプレイボール宣言で幕を明けまして、先攻は東京カランコロン

東京カランコロンは前からかなり気になっていたバンドだったのですが、ライブをしっかり観たことが無かったんです。今回初めてライブ全編を観たわけですが、いやはや、素晴らしかった!!個性的なキャラクターの5人が、五人五色の色鮮やかな音を鳴らし、おもちゃ箱のように音が溢れてくるんだけど、それが絶妙なバランスで混ざり合っていて、決してとっ散らかっていない。

そのバランス感を形作っているのが、Vo&Gtのイチローさんの存在感なんだと思うんです。なんか、どっしりしてて、しっかりした核って感じなんですよ。言うなれば、サッカー日本代表でいうところの遠藤みたいな。彼が真ん中にいるからこそ、紅一点の不思議少女的存在のVo&Keyである「せんせい」さんの放つ光も際立ってくる。

5/18にはミニ・アルバム『あなた色のプリンセス』(通称:あなプリ)をリリースするのですが、そのリード・トラックである「ラブ・ミー・テンダー」がまた凄くいい曲で、終盤戦で鳴らされたその曲で、とめどなく優しい感動が広がるのでありました。

東京カランコロン「ラブ・ミー・テンダー」(Official.ver) (※期間限定公開だそうです。)


この曲も素敵でした。
【PV】東京カランコロン - マリメッコとにらめっこ


こちらが5/18発売のミニ・アルバムです。
あなた色のプリンセス
あなた色のプリンセス
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今後の展開がとても気になるバンドです。


そして、セットチェンジの間に登場したのは、やまのいゆずる氏。彼の作った映像を流した後に、場をつないだMCのリリック的な言葉遣いは、窪塚洋介にも通じる(?)ものがあって凄く面白かったです。


攻守交替で登場したのはTHIS IS PANIC。

東京カランコロンのファンを意識したと本人達が公言する(笑)セットリストで、序盤にキラー・チューン「おすもうさん」を持ってくるなど、普段のライブとはガラっと構成を変えての曲順が新鮮でした。

後半に持ってきた「seasons」や「WARNING こちらパニック応答せよ」の切れ味とサビの爆発力はやっぱり凄まじかったです。

そして、これまでMCで必ず披露していた、「WARNING こちらパニック応答せよ」をiTunes Music Storeで配信した時にユーザーレビューで「耳レイプ」と酷評されたという件の部分が無くなってたという注目すべき変化もありまして、彼らのライブも新たなるステージに入ってきているなあと感じさせられるライブでした。

今まで30分ぐらいのライブで爆発的ステージを繰り広げてきた彼らが、これからは1時間ぐらいの長尺ライブをやっていかなければいけない段階に入ってきていて、この長さのライブにまだバンドとして慣れていない部分もあるのかなあとも思いました。長尺での見せ方とか、曲順の流れやアクセントのつけ方とかは、今後このシリーズを続けていく中で、もっともっと良くなってくるのではないかとも思いました。

去年のサマソニ出場後に着実にファンの数も増えてきていると思いますし、今回のライブもめちゃくちゃ人が入ってました。それは、彼らが毎回期待に応えるだけの素晴らしいライブをやっているからこそなんだと思います。

これは昨日のものではないのですが、過去のライブの映像です。
THIS IS PANIC 「WARNING こちらパニック応答せよ 〜 ボーイズ・ドーン リクルート編」


対バンのバンドも徐々に物凄いバンドばかりになってきてるし、まだまだ彼らがどこまででかくなるのか、正直想像もつかないほどに末恐ろしいバンドであることを再確認したわけのですが、この『THIS IS PANIC的日本シリーズ!』は、なんと今年は毎月開催していくそうで、次回の3回表は、太平洋不知火楽団との2マンだそうです。ええ、僕が去年主催した、東京モッケダ★ナイトと、庄内もっけだフェスティバル2010に出演して頂き、僕の酒田の実家にも泊まって頂いた(笑)2組であります。

これからどんなバンドとの対決が繰り広げられていくのか、まだまだTHIS IS PANICからも目が離せません。

とにかくライブがすこぶる楽しいバンドなのですが、そろそろ音源の方のリリースとかも期待したいなあと思う今日この頃であります。

ああ、やっぱりライブって楽しいなあ。
久しぶりに行ったけど、やっぱいいですね。

ではでは。

THIS IS PANIC
東京カランコロン
  

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2011年05月14日

基本的に、スーツは嫌いなのです。

2011/05/13 19:03:31
営業部という部署にいるもんで、基本はスーツなのですが、徐々にグラデーションをかけるかの如く、カジュアル化を試みたいと思います。その一環で、本日はジャケット無しでYシャツ&ノーネクタイで出社してみました。この調子で、どこまで行けるか試してみようと思います。

ということで、仕事上での服装の話題です。


4月より営業部という部署に異動になりまして、サラリーマンらしく毎日スーツで会社に通っておりましたんですよ。

でも、正直、スーツほど嫌いな服は無いのである。なんなんでしょうかね、あの締め付け感。着なくていいんだったら、もう、今すぐにでも脱ぎ去りたい。

うちの会社の営業部は、普通の出版社の営業部とは違いまして、基本的に内勤なのである。ざっくり言うと、マーケティング業務が主で、雑誌や書籍の部数を決めるための数値分析をしたりとか、販促物の制作をしたりとか、そういう感じなのである。なので、いわゆる外回りとかはほとんど無いので、ぶっちゃけたところ、スーツである必然性はほとんど無いのである。

強いて言えば、役員クラスの出る会議への出席が多いので、そういう場所に出る時にあまりにもカジュアル過ぎる服装だと、ちょっと気まずいですよね、っていうのはある。

ということで、いつの日からか、うちの部署は、スーツがユニフォームみたいになっておるのであります。


しかし、特に夏場は、スーツほど非効率な服装は無い。

なんで、あんな暑い思いをしてまで、形にこだわるのだろうか。日本人は。


スーツの人に合わせて冷房を強めにしたりとかいう話も耳にする。

ほんと意味無いですよね。

特に、節電が叫ばれている昨今ですし、この夏は日本のサラリーマンにとって、スーツを脱ぎ去るいい機会なのではないでしょうか。


僕は海外の文化には甚だ疎いのですが、海外のサラリーマンって、真夏でも長袖のジャケット羽織ってたりするんでしょうか?やっぱり海外でも、取引先に行く時は、ネクタイ締めてスーツじゃないと非常識なんでしょうか。

まあでも業界にも寄るとは思いますが、気になります。


この夏場に向けて、何とか、若干カジュアルなクールビズを実行したいと思っている今日この頃であります。


短パンとか、裸にネクタイとか。腕時計とか、革靴とか。


どこまで行けるか、試してみたいと思います。


さて、本日皆様にご紹介したい1曲は、5/18にニューアルバム「Yawn」をリリースする、YOMOYAの「Baby」という曲です。
去年は、もっけだフェスティバル2010に出演して頂きまして、酒田の阿部家の実家にも泊まって頂いたりしました。
アルバム、とても楽しみですね。

こちらで試聴できます。
Baby by YOMOYA

Yawn
Yawn
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2011年05月01日

2011年4月17日の結婚式二次会パーティーの模様。

さて、先日アップいたしました結婚式の模様に続きまして、二次会パーティーの模様を、使用した曲もご紹介しながらお届けします。

写真は、マガショーさんと、従弟のタク君の撮影したものです。ありがとうございました!

DSC_8468二次会は、リビエラからほど近い「ア・ラ・カンパーニュ 池袋店」にて行われました。本当にたくさんの方にいらして頂きました。

ありがとうございます!

669今回の司会は、大学時代からの親友2人、プリズムリズムのボーカルまりこむと、ベースのりえこに務めて頂きました!本当にありがとう!

DSC_8495まずは入場です。

【入場曲】
「SKIN」 noodles

続いて、乾杯の音頭は、岡村詩野さんの音楽ライター講座つながりの、しょーさくさんです。

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しょーさくさん「人生には三つの袋がありまして、堪忍袋、お袋、給料袋と。そして、皆さんがいるここは?」

皆さん「池袋!!!」

ということで、しょーさくさんらしい、笑いのある乾杯でした。ありがとう!!

【乾杯曲】
「Whatever」 Oasis


続いて、同じく音楽ライター講座つながりの仲間である西澤裕郎君(@nishizawahiroo)から、スピーチを頂きました。

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西澤君は、StoryWriterというファンジンの編集長でありながら、OTOTOYという音楽配信サイトでもライターをされていまして、OTOTOYが企画・制作した東日本大地震チャリティ・コンピレーション・アルバム『Play for Japan』にも、ディレクターとして関わっていたりします。ということで、『Play for Japan』のご紹介もして頂きました。

【スピーチのBGM】
「錆びる灯」 あらかじめ決められた恋人たちへ
(『Play for Japan Vol.4』に収録)


『Play for Japan』は、配信限定のアルバムで、OTOTOYの呼びかけによって震災からわずか5日間で集まった112組ものアーティストの楽曲が、6作品に収められています。リリースがなんと3月17日。配信ならではのスピード感で、震災から驚異的に短い時間でたくさんの力が結集して大きな力となった、素晴らしい企画です。

クレジット決済手数料約5%と、著作権管理事業者へ登録済の楽曲に関しては、著作権料約7.7%を除いた全ての売り上げが、東日本大地震の義援金として、日本赤十字社を通じて寄付されます。

僕も3枚ほど買わせて頂いたのですが、どのアルバムも、めちゃくちゃいいです。ほんと、知らないアーティストとかも結構収録されているのですが、さすがOTOTOYにかかわりのあるアーティストばかりなので、1曲1曲の質が高く、どの曲も素晴らしいんです。

まだ知らない音楽の出会いにもなり、震災への募金も行うことが出来るという一石二鳥のこの企画。是非、ご興味ございましたらチェックしてみてください。

[ototoy] 特集: 東日本大地震チャリティ・コンピレーション・アルバム『Play for Japan』

続編として、既発曲以外で構成されたvol.7〜vol.10も配信中ですので、そちらもどうぞ。

[ototoy] 特集: 東日本大地震救済支援コンピレーション・アルバム『Play for Japan vol.7〜vol.10』


で、僕らのプロフィール映像の上映です。
2人の黒歴史写真が満載の貴重な映像です(笑)。
こちらになります。

プロフィール映像 2011.04.17


【プロフィール映像での使用曲】
新郎: 「息子」 奥田民生
新婦: 「カルチャー」 noodles
二人: 「透明少女」 NUMBER GIRL


続きまして、僕がアマチュア音楽サイトを企画・運営していた時に出会いまして、去年の「東京モッケダ☆ナイト」にも出演して頂いたり、仲良くさせて頂いているヒラオコジョー君率いるバンド、「ヒラオコジョー・ザ・グループサウンズ」のライブです。僕が最近本当に大好きなバンドです。

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今回は、路上ライブをやってる時のセットでそのままカフェ内で演奏して頂きました。いやー素晴らしかった!メンバーの皆の気持ちが音に乗っていて、なんかうまく言えないのですが、1音1音が輝いて聴こえてきました。歌も心にぐっときました。ヒラオコジョー・ザ・グループサウンズの皆さん、本当にありがとう!!!

これからもっともっと多くの人に知って頂きたいバンドですし、必ずそうなっていくであろう、素晴らしいバンドだと思います。くるり好きな人には直球でササるのではないかと思います。ライブハウスでのライブも是非観に行ってみてください。CDも買えると思いますので是非どうぞ!

スリーライン / HIRAO KOJO THE GROUP SOUNDS



そしてお楽しみ企画、妻のたっての願いで実現した「イントロドン」です。僕と妻の青春時代を彩った楽曲を中心に、会場の皆さんと一緒に大イントロドン大会をやってしまおうというこの企画。

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イントロドーン!!!


ということで今回、僕から3曲、妻から3曲を出題させて頂きました。順にその曲をご紹介いたします。

【1曲目(新郎)】
B'z 「MOTEL 」


▼解説:
1994年11月発売の、B‘zの15作目のシングルです。(新郎は当時中学2年)

「僕は中学生当時、B‘zファンであることを硬くなに周囲に隠していたんです。ええ、恥ずかしかったんです。でも、ある時をきっかけにクラスの男子にばれまして、「隠れビーズ」というあだ名を付けられたのは苦い思い出です。」(彩人)


【2曲目(新婦)】
電気グルーヴ 「シャングリラ」


▼解説:
「リリースは1997年ですが、ちゃんと聴いたのは上京してすぐの頃でした。当時、東池袋の学生寮に住んでいて、大音量でこのアルバム(『A』)をかけながら友人と合唱をしては、よく隣から苦情がきていた苦い思い出があります。」(慈乃)


【3曲目(新郎)】
WANDS 「世界が終るまでは…」


▼解説:
WANDSの8枚目のシングル。1994年6月8日発売。(新郎は当時中学2年)
テレビ朝日系アニメ「SLAM DUNK」の第2期エンディング・テーマとしてオンエアされ、ミリオンセラーに。

「当時は、ボーカルの上杉昇さんが、その後あんな風貌になるなんて、予想だにしていませんでした・・・。」(彩人)

ということで、現在の上杉昇さんの風貌もご紹介させて頂きました(笑)。

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現在、上杉昇さんは、「猫騙」というバンドで活動中です。
前述の音楽配信サイト「ototoy」で、僕が上杉昇さんにインタビューをしています。

何故このようなルックスへと変貌を遂げたのかについても含め、根掘り葉掘り聞いておりますので、ご興味ありましたら是非チェックして見てください!

[ototoy] 特集: 猫騙(上杉昇)interview 「生きることは、自然に逆らうこと」


【4曲目(新婦)】
JUDY AND MARY   「ミュージックファイター」


▼解説:
1998年6月24日発売のアルバム『POP LIFE』に収録。(当時、新婦は高校1年)

「高校時代、カセットテープにこのアルバムを録音して、片道40分の自転車通学で聴き倒しました。全曲大好きです。」(慈乃)


【5曲目(新郎)】
くるり 「虹」


▼解説:
ふたりが共に好きなくるりの名曲。

1999年4月21日にリリースされた1stアルバム『さよならストレンジャー』に収録。

「僕が大学に入学したてで、髪をピンクに染めたり、とても勘違いしてた頃に、くるりはこんな名曲を世に送り出していたんだね・・・。」(彩人)


【6曲目(新婦)】
小沢健二  「ぼくらが旅に出る理由」


▼解説:
1994年8月31日発売の小沢健二のセカンドアルバム「LIFE」に収録。その後、1996年にシングルカットされる。

「初めて買ったCDが、このアルバムでした。人生の要所々々で、たくさんの小沢健二の曲に支えられてきました。私にとって、一生ものの音楽です。」(慈乃)


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ということで、いかがでしたでしょうか?
反省点としては、一般的には結構マニアックな選曲だったかなと(笑)。音楽ライター講座の皆さんが大活躍でしたが、彼らがいなかったらイントロドンが成立しなかったかも知れません。皆さん、ありがとうございました!


そして、フィナーレです。
ご来場者の皆様のアーチに見送られまして、退場となりました。

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【退場曲】
「That Thing You Do!」 The Wonders

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今回の二次会のスタッフは、本当に素晴らしい力を発揮してくださいました。彼らに支えられて、素敵な会になったと思います。音響面やイントロドンの曲出しとかをやって頂いた440君、受付をやって頂きました、おかっちとれいな、司会のまりこむとりえこ、本当にありがとうございました!

そして、こちらが今回の二次会のプロデューサー、nacoです。最近、劇団夢生という劇団を作ったそうでして、5月に新潟と東京で公演をやるそうです。

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nacoの力なしでは、このような素晴らしい二次会にはならなかったと思います。ありがとう!!!


そしてそして、ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました!

お一人お一人の温かいお気持ちが伝わってきました。皆さんのお力のおかげで、素敵なパーティーになったと思います。


なんか、結婚式とかって、準備が大変だとか言うじゃないですか。

でも、僕らは、今思い返すと、大変というよりも、本当に「楽しかった」という気持ちが強いです。

それは、いらして頂いた皆さんの笑顔を想像しながら準備できたからだと思います。
そして当日、皆さんの楽しんでいる表情を見ることが出来て、本当に嬉しかったです。


そして、このブログをご覧になった皆さんにも、ちょっとでも楽しんでいただきたかったので、このような形でブログに公開させて頂きました。


これで一段落となりますが、これからが新しい生活のスタートになります。

新居は、三鷹に決めました。来月下旬ぐらいに引っ越す予定です。


僕ら2人ともお酒が大好きなので、是非、飲みなどお誘いください。

ではでは、今後とも末永く、2人を宜しくお願いいたします!


結婚式の模様はこちら。  
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2011年04月29日

2011年4月17日の結婚式を振り返って。

yoshicologyのつぶやき

自分のバンド「プリズムリズム」のライブ中にプロポーズしてから1年3ヶ月。

先日2011年4月17日に、池袋のリビエラ東京にて挙式を挙げました。


正直、1ヶ月前にあの東日本大震災があり、このまま挙げてもいいものなのかと、かなり悩みました。

妻の実家は岩手県の盛岡で、そこまで被害は少なかったものの、挙式にいらっしゃる予定だった親族が福島県いわき市に在住していて食料もままならない状況だったり、妻のお母さんが仙台で被災してお風呂も入れない状況、妻のお父さんは海上保安官のため、八戸の海で震災の救助活動にあたっていたりと、僕らが思う以上に大変な状況になっていたからです。

挙式を挙げたところで、東京までいらっしゃることもままならないのではないかと、そう思われるような状況でした。


でも、地震から1週間が経った頃に、妻のお父さんが言ったのは、「やるっきゃない。」という、強い言葉でした。

日帰りになるかも知れないけど、レンタルバスを借りて、妻の母方、父方問わず、東北の太平洋側に住んでいる親族全員を載せて行くと。福島在住の親族の皆さんからも、是非出席したい、という温かい言葉を頂きました。

そんな皆さんの後押しもあり、何とか、無事に挙式を挙げることが出来る運びとなりました。


わざわざ大変な状況の中でいらして頂く親族や、一人ひとりの友達の顔も思い浮かべながら、僕らは、いらして頂いた皆さんが、来て良かったと思えるような式にしなければいけないと、決意を新たにしました。


IMG_2353僕らは、2002年に解散した「ナンバーガール」というバンドが好きで、「ナンバーガールNIGHT」というファンのイベントにお互い1人で遊びに来たことがきっかけで、出会いました。

音楽が出会いのきっかけなので、結婚式や披露宴、二次会パーティーで使用する音楽は、1曲1曲全てをこだわり抜いて選びました。

なので、当日の写真と、使用曲のプレイリストも交えながら、あの日のことを振り返ってみたいと思います。

曲のタイトルにリンクが貼っているものは、その曲のYouTubeかニコ動に飛びますので、聴いてみたい曲あればどうぞ。

IMG_2332ウェルカムボードは、大学時代からの親友で、劇団オカラ座の仲間でもあるnacoの作品。

妻がマカロン好きだということもあり、マカロンをあしらったウェルカムボードです。ほんと、こんなに素敵な素敵なウェルカムボードは初めて見た。一生の宝物です。本当にありがとう!!!


以下、記事中の写真はnacoに撮って頂いたものになります。


IMG_2385IMG_2395「アンの家」というチャペルにて挙式。

牧師さんが外国人で、とても面白い人でした。式中に、お子さんが8人もいらっしゃるという話も飛び出しました(笑)。

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披露宴会場横のラウンジには、妻が写真の専門学校時代に卒業制作で撮った、「ジャンプ」をテーマにした写真達を飾りました。

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で、披露宴の迎賓中のBGMは、妻の大好きなフリッパーズ・ギター押しで攻めました(笑)。

【披露宴迎賓BGM】
「Knife Edge Caress」 Flipper's Guitar
「やがて鐘が鳴る」 Flipper's Guitar
「Camera Full of Kisses」 Flipper's Guitar
「すてきなジョイライド」 Flipper's Guitar
「Colour Field」 Flipper's Guitar
「コーヒーミルク・クレイジー」 Flipper's Guitar
「Cloudy (Is My Sunny Mood)」 Flipper's Guitar
「僕のレッド・シューズ物語」 Flipper's Guitar
「Love And Dreams Are Back」 Flipper's Guitar

IMG_2417そして、入場曲は、妻の好きなHoleの曲です。

【入場曲】
「Awful」 Hole


乾杯のご発声は、大学時代からの親友で、実はこの日の1週間前に挙式を挙げたばかりの隆則。珍妙なトークで、爆笑の乾杯。

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乾杯の曲は、僕がOasisの中でも特に好きなこの1曲。

【乾杯曲】
「Live Forever」 Oasis


IMG_2437友人代表スピーチは、大学時代の劇団オカラ座つながりの親友で、現在は株式会社エコトワザの社長をやっている、れいな

僕ら2人が国立の大学キャンパスを巡った帰りに、当時国立在住だったれいなが寝巻きのジャージ姿で大学通りを歩いていたところに偶然遭遇したというつながりもご紹介頂きました(笑)。素敵なスピーチ、ありがとう!


そして、ウェディングケーキ入刀です。実は、このケーキは妻がデザインしました。マカロンをふんだんに使った渾身の1作です。そして、入刀の時の曲も、Holeの曲。

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【ウェディングケーキ入刀の曲】
「Heaven Tonight」 Hole


そして、続いて新婦のお色直しのための中座。エスコート役は、妻の弟の「やっくん」です。事前に伝えてなかったので、かなり驚いてたようです。

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【新婦・中座の曲】
「NOW!!!」 クラムボン
(「NOW!!!」は、5:20ぐらいから)


次に、新郎のお色直し中座です。今度は、僕の母にエスコートして頂きました。

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曲は、母の好きなビートルズの曲を使いました。

【新郎・中座の曲】
「Please Please Me」 The Beatles


ここから、しばしご歓談になりまして、プロフィール映像をここで流しました。

【プロフィール映像での使用曲】
新郎: 「息子」 奥田民生
新婦: 「カルチャー」 noodles
二人: 「透明少女」 NUMBER GIRL


で、ご歓談中の曲はこちらです。

【歓談中BGM】
「FINAL FANTASY メインテーマ」 PE'Z
「baby's star jam」 DE DE MOUSE
「Rum Hee」 トクマルシューゴ
「Natsu No Mujina」 NATSUMEN
「555 is in your heart」 DE DE MOUSE
「LAST SCENE」 スーパーカー
「NEW LIFE」 日暮愛葉
「Hong Kong Garden」 Siouxsie & The Banshees
「I Want Candy (Kevin Shields Remix)」 Bow Wow Wow


そして、お色直し後の入場です。

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【お色直し後入場曲】
「EXTENSION」 Salyu

このSalyuの曲は妻の選曲なのですが、かなりこの入場にハマったのではないかと思います。


各卓での写真撮影タイムなどもありつつ、その後は余興へと突入。

1番手は、劇団オカラ座の皆さんでした。

P1170034オカラ座の皆さんの余興は、悪いお姉さん達が新婦を捕えるのですが、それを新郎が二刀流を駆使してやっつける、という寸劇でした(笑)。


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本当に短い時間の中、皆準備してくれてありがとう!!脚本・演出のnaco、海外から映像出演の蘭子、映像を作ってくれたおかっち、音楽編集の440君、そして出演してくれたオカラ座の皆に心から感謝です。


IMG_2488そして2番手は、新婦の高校時代のバンド仲間、あゆみさんの弾き語り。

カーペンターズの「Top of the World」と、長渕剛の「乾杯」を熱唱。新婦は思わず号泣。

あゆみさんは茨城在住で、先日の震災で自宅が半壊になってしまい、車での生活を余儀なくされている大変な状況の中お越し頂いて、余興までやって頂きました。本当に、ありがとうございました!!


そして余興のトリを飾るのは、まりこむと愉快な仲間たち。
新婦へのサプライズで、プリズムリズムの皆で1曲歌いました。

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曲は、去年の「もっけだフェスティバル」のテーマソングとして僕が作詞・作曲した、「もっけだ協奏曲」。

庄内弁で作った歌詞を、今日のために、東北を応援するという意味も込めて書き直した「おらほの東北Ver.」を演奏しました。

「もっけだ協奏曲」(DEMOバージョン)は、僕のMySpaceでも無料ダウンロード出来ますので、もし宜しければどうぞ。

おらほの東北Ver.は、近々レコーディングしてアップしたいと思っております。


そして、いよいよフィナーレへ。

新婦より、ご両親への手紙、そしてそれぞれの両親へのプレゼントです。

IMG_2520【両親への手紙】
「K-ing」 100s

新婦は読みながらかなり泣いていましたが、やっぱり、僕もちょっとぐっとくるものがありました。

両親へのプレゼントは、花束と、2人が生まれた時の体重の体重ベアでした。

【両親へのプレゼント】
「新世界」 中村一義


そして、新婦、新郎の父親からの挨拶。

IMG_2535IMG_2542


新郎からの挨拶。

IMG_2545ここでは、二人の大好きな、The Mirrazの曲を使いました。

【新郎からの挨拶】
「ただいま、おかえり」 The Mirraz


ここでは、皆さんへの感謝の気持ちが溢れてきて、僕も涙しながらの挨拶となってしまいました。


そして、お披楽喜となりました。

IMG_2538IMG_2557


【送賓BGM】
「またあした」 100s
「ランデヴー」 YUKI
「コミュニケーション」 スネオヘアー
「流星ビバップ」 小沢健二
「SUPER☆STAR」 クラムボン
「プレリュード」 no.9


様々な人達の力に支えられて、とてもいい式になったのではないかと思います。

僕ら2人は、2人だけの力だけで生きているわけではありません。たくさんの人とのつながりの中で、色んな力をお貸し頂きながら生きているということを改めて感じた、非常に感慨深い結婚式になりました。

この場を借りまして、結婚式にお越し頂きました皆様、そしてこのブログをご覧の皆様にお礼を申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました!!!

nacoが撮ってくれた写真は、こちらからも全て見ることが出来ます。

また、当日の映像はマガショーさんに撮って頂いておりますので、いつか、そちらもご覧頂けるような形にしたいと思っております。


ということで、かなり長くなってしまいましたので、この後に行われた二次会パーティーの模様は、また改めてアップさせて頂きます。岡村詩野さんの音楽ライター講座の皆さんが大活躍でした(笑)。

ではでは、そちらもお楽しみに。


※アップしました!
結婚式二次会パーティーの模様。  
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2011年02月21日

最新号の『Quick Japan』が、すこぶる面白い件。

クイック・ジャパン94
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これ、思わず買ってしまった。

だって、バナナマン特集があって、

植松伸夫(FFシリーズ作曲者)×神聖かまってちゃんの対談もあるんですよ。


これ、僕的には、
買わないわけにはいかないと思ったわけなんです。


まず、バナナマン特集である。


なんかですねー、バナナマンのこと好きなんですよ僕。

お笑いコンビでは、もしかしたらダウンタウンの次ぐらいに好きかもと。


今回の特集では、バナナマンの24,000字インタビューが載ってるんですが、
これが面白い。


まずインタビュアーさんが、バナナマンの2人はマリオとヨッシーみたいだ、と言ってます。

設楽さんがマリオで、日村さんがヨッシーと。


なるほどなーと。言い得て妙だなと。


そして、「今、自分たちが何面にいてどれくらい進んでると思ってますか?」

と聞かれて、

「俺はまだ、ゲームの入り口でずっと同じことをやってる感じですね。数字で言えば、1-1。」

と言う設楽さん。


そして、インタビュアーさんは、

ただただ2人で冒険することが楽しくて、
「ゲームが終わらなければいいのに」と思ってるんじゃないかと、バナナマンに言います。

それに対して同意する2人。


なんか確かに、
ダウンタウンが若手の頃に持っていたような、
「お笑いで天下を取ろう」的なギラギラした上昇志向とかじゃなく、
バナナマンの2人には、いい意味で余裕があるというか。
頑張ってるんだろうけど、頑張ってる感がそこまで表に出ないし、
すげー2人で何かを生み出すことを楽しんでる感じがする。

今でもまだ大ブレイクとまでは行ってないけど、
それでも飄々とお笑い界に佇んでいて、テレビにも結構出てる。

日村さんのルックスとかがフューチャーされることが多いけど(笑)、
そんなものは抜きにしても、普通にしゃべっても面白いし、
ほんと実力のあるコンビだと思うのである。

今回のインタビューでも、飄々とした語り口で、
絶妙なトークを繰り広げている。

かなり楽しめるので、是非お勧めです。


あとは、植松伸夫(ファイナルファンタジーシリーズの作曲者)×神聖かまってちゃんの対談
なんですが、これは別に説明はいらないでしょう。

の子が曲作りのため対談に不参加だったのは残念ですが、
その肩透かし感を差し引いても、
monoくんが植松伸夫さんを前にしてめっちゃ緊張してたり、
神聖かまってちゃんのメンバーの好きな音楽で、
唯一全員に共通していたのが植松伸夫さんだった、ということも含め、
なかなか面白い対談になってます。


やっぱ、クイック・ジャパンって、取り上げるコンテンツの
チョイスのセンスがすげえって思う。

今号の音楽のコーナーで選んでるのが、
前述のかまってちゃんを始め、
group_inou、リリイ・シュシュ、前野健太、女王蜂
という面々である。


なんか、くやしい。


僕がもし雑誌を作るとしたら、
クイック・ジャパンを若干オタク方向に振って、
音楽寄りにしたようなものを作りたいと思う。

クイック・ジャパンを発行している太田出版は、
なんと社員が24人しかいないらしい。これもびっくり。


ということで、是非、書店で見かけたら読んでみてください。

クイック・ジャパン94
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2010年12月26日

2010年のベスト・ディスク くるり『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』

岡村詩野さんの音楽ライター講座に通うようになってから、早1年半が過ぎた。この期間で、僕は音楽について文章を書くということだけではなく、岡村さんや受講生の皆さんとの出会いを通じて、本当に多くのことを学び、得ることが出来たように思います。

そんな音楽ライター講座が、12月24日をもって、10年間に渡る渋谷東急BEでの歴史に幕を下ろした。その最終回での課題が、各自が選ぶ今年のベスト・ディスク1枚について書くということ。

僕は、今年出会った新譜を思い起こしながら、どのアルバムが僕にとってのベストだったのか、そしてどのアルバムについて向き合い、書くのか。結構悩みました。

そして、このアルバムを選びました。

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アーティスト:くるり
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くるりの9枚目のオリジナル・アルバム、『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』です。

今年1年を通じて、僕自身、音楽との付き合い方とか聴き方に迷いが生じてました。仕事が上手くいかなかったり、フェスの準備などで精神的にきつい状況があったりして、音楽を聴いても純粋に楽しめないような時期があったのです。

そんな時に、このくるりのアルバムがリリースされました。

今年1年を振り返った時に、一番聴いたのはこの作品だし、やっぱりこのアルバムに救われた部分が凄く大きかったなあという結論に至ったのです。

そして、今年最後に、このアルバムとしっかり向きあえて、文章に思いを込めて書くことが出来て良かったと思ってます。では、その文章をお送りいたします。どうぞ。


2010年のベスト・ディスク
くるり『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』


とびっきりの「普通」感が、しみじみと美味しい。そんなアルバム。

2010年の日本の音楽シーンを振り返ってみると、神聖かまってちゃんや七尾旅人といった面々がまずは思い出されるし、確かに彼らの存在感はとても今っぽい。でも、くるりがこの年に放ったアルバムは、奇をてらったり、過激だったり、最先端だったり、そんな刺激とは無縁であり、とんでもなく「普通」であるが、それが、いい。の子のようなちょっとイッちゃってるパーソナリティーが持てはやされる時代だからこそ、聴いていて安心出来る、今作のような「普通」のアルバムを僕らは必要としていたのかも知れない。

かつては、人と違うことをやってやろうとか、素晴らしい作品を作ろうとか、そういう岸田繁のひねくれ感や意気込み、気合いが前面に感じられる意欲作が多かったし、そのモチベーションの高さがいい具合に作品を彩っていた。しかし、『ワルツを踊れ』で、そのような力の入った作風が、ある沸点にまで達したように思う。岸田自身にも、出し切ったような達成感や燃え尽き感が多少なりともあったのではないだろうか。そこをターニングポイントにして、『魂のゆくえ』からの2作品は、その反動からか、いい意味で力が抜けて、落ち着いたシンプルな作風になっている。斬新さや派手さ、驚きのようなものは無い。刺激的な音や、大仰な感動の類いも今の彼らには必要ではないのかも知れない。

今回のアルバムにあるのは、どっしりと腰を落ち着けた作り手の、気負いの無いシンプルな言葉やメロディーが、日常の中に溶け込んで輝いていく感覚。平熱の体温に非常に近い温度で鳴らされるがゆえに、生活になじむ音楽。何度も聴けて、聴くたびにじんわりと心に染み渡ってくるアルバムである。前作『魂のゆくえ』の質感にもニュアンスとしては似ているのであるが、前作が「天ぷら蕎麦」のような食感であり、具も最小限に抑えられ、「なるほどな」と納得する類いの美味さだとしたら、今回の作品は、煮干し出汁で透き通ったスープの「醤油ラーメン」であり、静かな感動が広がる味なのである。脂分は少なめであり、胃もたれもなくするっと食べられるし、飽きが来ない。吉祥寺にある「一二三」という店の中華そばに似た味わい深さを感じるのである。

「一二三」の麺は中華麺ではなく、まさに日本蕎麦のような麺。そこに、何種類かの魚を出汁にとった醤油ベースのスープが絡み合う。天ぷら蕎麦から一歩進化して、かつ一本芯の通ったストーリーを感じさせてくれる、まろやかな極上の味。今作の『言葉にならない、笑顔をみせてくれよ』にも、そんな味に通じる風合いを感じる。では、前作と今作との決定的な違いはどこにあるのだろうか。

冒頭の「無題」でつぶやくように放たれる、アルバムタイトルの「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」という言葉から、「さよならアメリカ」の鮮やかなギターリフとboboの懐の深いドラムで印象的に始まり、日本という国のアイデンティティを見つめ直しながら、和を感じさせる祭ばやし的な「東京レレレのレ」へと続く。そして、「温泉」「シャツを洗えば」といったような、生活や日常に近いところに風景が変わる。後半の「犬とベイビー」、「石、転がっといたらええやん」のあたりで、ピリっとした胡椒のスパイスも効いていて、締めには「麦茶」で静かに終わる。この一連の流れが、1杯のラーメンを食すような素晴らしさ。前述の「一二三そば」のような、あっさり味であるが味わい深いスープを飲み終えた後に残るのは、ラーメン二郎を食べた後のような過剰なまでの満腹感では決してなく、またもう1回食べたいな、と思わせてくれるような程よい満足感なのである。

アルバム全体に渡って一本芯が通っているように感じるのは、このアルバムの中心に「日本」という核が存在しているからではないだろうか。思えば、民主党政権に交代した昨年から今年にかけての期間は、「日本」という国について深く考えたり憂いたりする機会が多かったように思う。どこに行きたいのか分からない、迷走する政府への不安。国の借金の増大、普天間問題、尖閣諸島問題など、「日本」を改めて見つめ直さざるを得ないことも多かった。そんな中で、岸田もまた、日本で生きるということに正面から向き合い、日本人であることの幸せや、日本的なものの素晴らしさについて再考し、それが今作に色濃く表れたと言えるのではないだろうか。それは、冒頭の「さよならアメリカ」の歌詞や「東京レレレのレ」の曲調はもちろんのこと、「目玉のおやじ」、「温泉」、「麦茶」など、まさに日本というものを感じさせるタイトルにも見て取れるし、それがこの作品に温かい深みを与えている。それは、前作には無かった、確固たる一本の芯であると言えよう。

また、全編を通じて、極端に目立つような派手な曲は無いものの、「目玉のおやじ」のBメロなど、要所々々で見られる岸田ならではのコード展開やメロディーはさすがの職人技と言えるが、それすらも自然に聴かせることに成功している。野球で言うと、難しい打球をいとも簡単に捕っているがゆえにファインプレーに見えないのが本当の上手さ、という美学に通じるような、凄さを感じさせない凄みと言うべきか。『ワルツを踊れ』での「ジュビリー」は完全に派手なファインプレーを決めてガッツポーズを出したかのような、岸田の凄さを否が応でも感じさせてしまう名曲であるし、アルバムの中でも非常に重要な位置を占めている絶対的エースのような曲であった。逆に言うと、エースがいないとチームが成り立たないような、そんな危うさもあった。『TEAM ROCK』では「ばらの花」、『THE WORLD IS MINE』では「WORLD'S END SUPERNOVA」のように、それぞれのアルバムにあった押しも押されもせぬエース級の曲は、今作には存在しない。しかし、各曲がそれぞれの持ち味を発揮していて、1番打者から9番打者までそつなく繋いでいくような非常に繋がりのある打線、そしてそこまで絶対的な力は無いが打たせて取るタイプの投手を野手陣が穴の無い守備で盛り立てていくような、まさに質の高い全員野球を体現している。個の絶対的な力に頼るのではなく、チームとして非常にいい野球をするなあ、と感じさせてくれ、最終的には勝っちゃうというチーム力の高さゆえの強さ。そんなアルバムであり、それは名作と呼ぶにふさわしい。

音楽配信やiPod、iPhoneの時代になり、楽曲単位で楽しむ聴き方が世の中で広がりを見せる中、シングル曲などの単体の楽曲に依存せず、こうやってアルバム全体をじっくり聴いてこそ意味のある、そしてアルバム単位で勝負できる作品を「普通」に世に出してきたくるりは、さすがと言わざるを得ない。最近のちょっと落ち着いちゃったくるりがあんまり好きじゃないという人にこそ、このアルバムは一生寄り添っていける素晴らしい傑作なのだということを、声を大にして言いたいのである。

音楽好きな皆さんに限らず、最近音楽から離れてしまっていてあんまりCD買わないなあという皆さんにも、あえて1枚買うならこのアルバムを是非お勧めしたい。きっと、日常に疲れた時にも、人生のお供として素敵な勇気と安らぎをくれる存在になるだろう。そして、この音楽を味わって味わって味わい尽くして、言葉にならない、笑顔を見せてくれよ。(阿部彩人)


▼打たせて取るタイプの投手っぽい、今作からの先行シングル曲。
くるり / 魔法のじゅうたん 【Music Clip】


▼そこそこの打率とそつのない守備が魅力でムードメーカーにもなれる、森本稀哲選手みたいな曲。
くるり ‐ 温泉♪ (PV)


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あと、岡村詩野さんの音楽ライター講座は、年明けから、「OTOTOY」とのタッグで新たにスタートします。ご興味ある方は是非どうぞです。

[ototoy] 特集: 岡村詩野音楽ライター講座
http://ototoy.jp/feature/index.php/school


僕は、来年から仕事がめちゃくちゃ忙しくなりそうで、講座にしばらく通えなくなってしまう可能性が高くて非常に残念なのですが、時間を見つけて、ブログなどでも音楽について書いたりすることは続けていこうと思っております。

もし、僕に何かしら書いてほしいとか、CDのライナーノーツとかレビューとかお願いしたいとかいう方がいらっしゃいましたら、是非ご遠慮なくご連絡下さい!

メールアドレスは、

ayateck(アットマーク)gmail.com

です。

今回のくるりのアルバムの論評への感想、ご意見などもお待ちしております!メアドでも、コメント欄でも構いませんので是非よろしくです!!!

ではでは〜。  
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カテゴリ: 彩えんため(音楽)

2010年10月28日

幸せとは何なのか。

人生において成し遂げたいとか思ってたいくつかのことに対する、熱い信念とか情熱のようなものが、最近になって若干薄れてきつつあるような気がしてる。

それは何故なのか考えてみたのである。

そういうでかいことよりも何よりも、日々の生活の中で、ライブに行ったり、呑みに行ったり、セミナーや講座に通ったりとか、今まで当たり前に出来てたことが、経済的理由により、十分に出来ていなかったり減らしたりする我慢が必要になってきたりという事実がある。

自分にとって何が幸せなのかとか、よく人間は考えるけど、案外問題は単純で、満たされているか満たされていないか、ってだけなんだと思う。


20代後半から30歳である現在にかけては、大人になるに連れて自由度って増えてきたなあーって感じることが多かったわけだけど、ある時を境に、また不自由が増えてくる。

それを幸せに変えていくためには、まず足元の満たされていないことを満たされるように変えないと駄目なんだと思う。

まず、庄内をどうしたいとか、音楽をどうしたいとか、そういうでかいことを論じる前に、まずは、もっとしっかり稼がないとなと。そう思う次第であります。

まあでも、お金で得ることが出来ないような、ささいなことや当たり前のことに幸せを感じたりとか、そういうことも増えてきているわけで。そういう感覚は大切にしていきたいなと思います。

色々考えることはあるし、これからの人生をどうしたいのかとか、そういうことも大事だけど、それよりも前に、近いところとか自分の足元をまずは見つめ直したいっていうことが結論であります。

  
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カテゴリ: アヤテ日記

2010年09月23日

「となりのモモンガ」という絵本をゆるーく書いてみた件。

となりのモモンガ_20100920_表紙_2となりのモモンガ

ぼくは、たなに ならべられていた。
そう、4、5年まえから。

だれも さわって くれなかったんだ。
こいわい のうじょう の おみやげやさんで。

くる日も くる日も、ぼくは たなに ならべられていた。
そのうち、となりの モモンガ が 言った。

「ぼくら、いつまで ここに いるんだろうなあ。
こんなことじゃ、おきものに なっちゃうよ。
そんな人生、ぼくは いやだね。」

・・・続きを読む


というわけで、ちょっとしたできごころで、絵本を作ってみました。文章は僕で、絵はよしのさんに描いて頂きました。

「となりのモモンガ」というタイトルのわりには、主人公は羊だったりするのですが(笑)。

羊のぬいぐるみ先日、岩手の小岩井農場に行ったときに、お土産屋さんでこんな羊のぬいぐるみを発見したのですよ。

DSC02798_600で、何故かこのぬいぐるみには、人を惹きつけるオーラがあるなあと。

そのオーラにやられて、どうしても買ってそばに置いておきたいという衝動にかられましてですね。

思わず買ってしまったわけです。

ということでなんとなくですが、この羊を主人公にした物語を思いつきました。

ブクログのパブーという電子書籍作成・販売サイトで作ったのですが、絵本コンテストが開催されてまして、そちらにも応募しております。他の応募作品を見てみたら、かなりクオリティが高いので、こんなゆるい絵本でいいのかしらという気にもなったりするのですが。

まあ、ゆるさがウリの絵本ということで、お許し下さい(笑)。

ご意見、ご感想、叱咤激励、罵詈雑言などなど、ぜひお待ちしております。

絵本コンテストの投票は10/3までらしいので、ぜひ気に入ったら投票してみて下さい!

【投票受付中!】となりのモモンガ | ブクログのパブー


で、ブクログのパブーは結構好きなサイトです。

誰でも電子書籍が作れて、しかも自分で値段を設定して販売することも出来るわけです。もちろん、無料も可。PDFとか、iPhone・iPad用のファイルも自動で作成できて、ダウンロードも可能にできる。

電子書籍の時代となってきつつあり、CGM(Consumer Generated Media:消費者が内容を生成していくメディア)の時代でもある今を凝縮したようなサイトです。

そういう先見性もありながら、デザインとかUIも含め、よく考えられてるなあ、って感じがします。
さすがはペパボさん。素晴らしい仕事です。


あと最近だと、カーリルっていうサイトもすげーと思います。

カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト

これは、全国の図書館の蔵書情報と貸し出し状況をネット上で検索できるようにしたのがまず凄い。

そのアイディアと実行力もさることながら、デザインも、色遣いとかポップでいい感じなんですよね。元気が出る。

こういうプロの仕事を見ると、負けてられないなと。そう思います。
  
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カテゴリ: アヤテ日記

2010年09月20日

先日、元WANDSの上杉昇さんにインタビューしてきた件。

先日、と言っても、もっけだフェスの前なので大分前になりますが、音楽配信サイト「ototoy」さんの特集で、元WANDSの上杉昇さんにインタビューをさせて頂くという機会がありました。

僕は、WANDS時代から、上杉昇というミュージシャンに非常に興味を抱いておりました。

WANDSでの活動時代は、1年間で700万枚というセールスを記録していた栄華の時期もあったものの、それは自らの指向する「ロック」を形に出来ないフラストレーションを感じながらの日々だったそうです。その後、元々好きだったダークでヘヴィな音楽性を表現していく中で事務所との関係が悪化し、WANDSを脱退。それからは、al.ni.coというユニットを経て、現在はインディーズで、猫騙というバンドとソロ活動を並行して行っています。

日本の音楽業界の酸いも甘いも経験して、栄華と苦しみの時期も経て、彼ほど不器用に、真っ直ぐに音楽に向きあっている人間は、なかなかいないと思います。

そして猫騙で彼が見せている奇抜なルックスは、見るものを軽くノックダウンさせるほどの破壊力に満ちています(笑)。それは、サラサラの長髪をたなびかせて歌っていたWANDS時代の姿からはまるで想像出来ないほどのものです。

これが、現在の上杉さんの姿。

猫騙「隼」


今回のインタビューでは、このルックスに至った経緯や、僕が長年に渡って持ち続けてきた疑問も含め、ことごとくぶつけております。ところどころ「ドキッ」とするような質問があるのも、聞きたいことを包み隠さず尋ねたせいだと思います。

若干ダウナーな雰囲気ではありましたが、その一つひとつの質問に、嫌な顔ひとつせずに丁寧にお答え頂いた上杉さんには、本当に感謝しております。

ということでこちら、是非ご覧下さい。

[ototoy] 特集: 猫騙(上杉昇)interview 「生きることは、自然に逆らうこと」

猫騙というバンド名に聞き覚えが無くとも、20代後半から30代ぐらいの方々であれば、90年代に一世を風靡したバンドWANDSといえば知っている人が大半であろう。猫騙は、元WANDS、元al.ni.coの上杉昇がヴォーカルを務めるバンド。アーティスト写真を一見すると、長髪で歌っていたWANDS時代の彼の記憶しか無い人は、その奇抜なメイクやエキセントリックなファッションに度肝を抜かれる方が多いことであろう。今回の作品『miya38 tribute songs』は、2009年9月4日に原発不明がんで亡くなった、猫騙でベーシストを務めていた盟友、miya38こと宮沢昌宏に捧げるトリビュート・シングルとなっている。このシングルの売上の一部は、miya38の遺志を汲む形で、がん基金に寄付されるという。この作品を制作するに至った経緯やmiya38とのエピソード、猫騙の奇抜なルックスの裏にある背景、そして、華やかなメジャー・シーンから一歩引いた形で、インディーズ・レーベルで活動を続ける上杉昇の今に迫った。そこには、長きに渡って一緒に歩んできたmiya38の死を何とか受け入れながらも、「自然に逆らう」ことで、自らの信じる音楽を不器用なまでに真っ直ぐ追求し続けている上杉昇という38歳の人間の生き様があった。

インタビュー&文 : 阿部 彩人

・・・続きを読む


また、このインタビューを読んだ皆さんのTwitter上での反応もまとめてみましたのでこちらもどうぞ。

猫騙・上杉昇(元WANDS)インタビューに対する世の中の反応

元FIELD OF VIEWのヴォーカルの浅岡雄也さんが、ビーイング時代はアーティスト同士の交流がNGだったということに対して同調していたりしています。


あと、バウンディさんのサイトにも、猫騙についてのレビューを書いております。

Features:猫騙|BounDEE,inc

猫騙は、元WANDS、元al.ni.coの上杉昇がヴォーカルを務める、エスニカル・ファンクロックバンド。彼らの奇抜なメイクやエキセントリックなファッションだけを見て、聴くことを躊躇っているそこの貴方。このあまりにインパクトの強いビジュアルは、まさに相撲の立ち会いで「猫騙し」に遭うという一瞬の驚きを生み出しているだけなのである。まずは猫に騙されたと思って音を聴いてみて欲しい。そこには、オルタナティブであるがオーソドックスかつどっしりとした技で攻めて来る猫騙の真髄がある。気がつくと、力強い突き押しと的確な寄りで土俵際まで押し込まれているのである。・・・続きを読む


WANDSや上杉さんについてあんまり知らない方のために、彼の活動経歴についてまとめてみましたので、もしご興味ございましたら下記も読んでみてください。


WANDSは、90年代前半の頃にミリオンセラーを連発して一世を風靡していたバンドで、1980年生まれの僕と同じくらいの年代の人ならほとんど誰でも知っているであろうっていうぐらいのビッグ・アーティスト。1991年に、「寂しさは秋の色」というシングルでデビューした。この時、上杉さんは19歳。

YouTube - WANDS - 寂しさは秋の色
当時のキーボードは、「時の扉」「恋せよ乙女」の作曲者でもある大島康祐さん。髪型がすげーっす(笑)。

彼らが所属していたのは「Being(ビーイング)」という事務所。他にも、B'z、ZARD、大黒摩季、T-BOLAN、TUBE、DEEN、FIELD OF VIEWなど、当時はそうそうたる面子の所属アーティストを誇る一大事務所であった(現在も、倉木麻衣などが所属)。

そのビーイング系のアーティストは、1990年代前半にセールスの全盛期を迎え、一時代を築く。ビーイングの戦略というのは、テレビや雑誌などメディアへのアーティストの露出を極力抑え、楽曲をTVのCMやドラマの主題歌などのタイアップで大量投下し、シングルヒットを狙っていく、というもの。

特に、1993年はビーイングブームのピーク。下記のような物凄い状況が生まれていた。

1993年の年間販売ランキングは、ビーイング系列のアーティスト勢で占められた。1993年のオリコン年間総合売り上げチャートにおけるビーイング系アーティストの順位は 1位ZARD 2位WANDS 4位B'z 5位T-BOLAN 10位TUBE 11位大黒摩季 32位DEEN となった。 オリコン作詞家ランキングは、 1位上杉昇 2位坂井泉水 4位稲葉浩志 5位森友嵐士 7位大黒摩季。 オリコン作曲家ランキングは、 1位織田哲郎 3位松本孝弘 6位大島康祐 7位森友嵐士 8位栗林誠一郎 と、どのランキングもビーイング系列で占められることになった。
ビーイングブーム - Wikipediaより)


まさにあの頃、僕は多感な中学生時代を過ごしていた。恐らく、僕と同じくらいの年代の人達は、当時のビーイング系アーティストのヒットソング(例えば、ZARD「負けないで」「揺れる想い」、WANDS「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」、大黒摩季「DA・KA・RA」「チョット」など)は、大体聴き覚えがあるのではないかと思う。

で、WANDSに関してもご多分にもれず、僕はかなり聴いていた。1993年には、WANDSはシングル・アルバム合わせて700万枚(!)の売上を記録し、第8回日本レコード大賞にも選ばれている。


ただ、当時リアルタイムで聴いていた僕にとって、色々な疑問があった。


当時、WANDSが数少ないTV出演をしている映像を見ていても、全然楽しそうに演奏していないし、上杉さんは仏頂面で歌っている。僕の目から見て、明らかに「やらされている感」が漂っていた。果たして、バンドとしてこれはどうなんだろうなと。

特に、『時の扉』でミュージックステーションに出演した時のトークが凄い。当時、WANDSのメンバーは黒い衣装ばかり着せられていたのであるが、それを「黒が好きなので。」とネタにしている感すらある(笑)。

YouTube - WANDS「時の扉」ミュージックステーション

また、1993年のWANDSのヒット・シングル曲は、作詞はヴォーカルの上杉昇が手がけているものの、作曲は、織田哲郎さんなど外部の作家によるものばかりで、音楽性も歌謡ポップス的な要素が強かった。WANDSのメンバー(特にヴォーカルの上杉昇とギターの柴崎浩)は、自分たちの音楽性やアーティスト性をもっと出したいという欲求は無いのだろうかと。もちろん、アルバムの中にはギターの柴崎浩作曲の楽曲もあったが、どちらかというとメインの曲ではなかった。

しかし、その後発表された『Little Bit...』という3rdアルバムで、ちょっとした変化の予兆を感じた。それは、リード・トラックとして1曲目に収録されている「天使になんてなれなかった」という曲の作曲がギターの柴崎浩だったことである。それは、ヒット・シングルなど陽の目を浴びる曲はほぼ外部の作曲者の作品だったという今までのWANDSからは考えられないことであったし、しかもこの曲は結構いい曲で、ギターロック的なサウンドがかなりフューチャーされており、音楽的にも徐々にメンバーが自らの音楽性を出しつつあって、WANDSにとっていい傾向にあるのではないか、と思った出来事だった。

まさに、『Little Bit...』(ちょっとだけ)。ちょっとずつ、WANDSは変わりつつあったのではと思う。


そしてその後、1995年の『PIECE OF MY SOUL』というアルバムの発売の前、確か「B-PASS」という雑誌のインタビューで、興味深い記事を目にする。そこに書かれていたのは、どうやらWANDSが相当な変貌を遂げているらしい、というものだった。

そのインタビューでは、今までのWANDSのイメージとは一線を画した、歌詞の内容(特に「FLOWER」という曲の歌詞)と、ニルヴァーナを彷彿とさせるようなダークなギターリフを基調とするグランジ・ロックにインタビュアーが衝撃を受けているという内容だったように記憶している。

そして発売された4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』は、オリコンの週間アルバム・ランキングでも初登場1位を獲得し、ミリオンセラーを記録しました。しかし、初期からのファンなどの間では、デジタルビートや歌謡曲的な要素の強かった時代のWANDSから、陰の入った洋楽オルタナティブ・ロック的な音楽性へのあまりに急激な変化に、戸惑いを覚える人も少なくなかったとのこと。

その後、初期のデジタル・ロックや歌謡曲的な音楽性に頑なに押し戻そうとするビーイングの事務所サイドと、自分達が信じるロックの形を突き詰めようとするWANDSメンバー(特に上杉)との間に、徐々に亀裂が入っていった。

『Same Side』(オリコンシングル週間チャート最高位2位、以下同様)、そして『WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜』(最高位9位、サブタイトルは、日本語で「詐欺師だったロックスターについて」)と、よりオルタナティブな音楽性を押し進めた素晴らしい作品をリリースしたが、皮肉にもセールスは下降し、所属事務所ビーイングとの軋轢もさらに表面化。次のアルバムの制作が仮タイトルが決まるまでに進行するが、事務所との対立がいよいよ決定的なものとなり、遂に上杉と柴崎はWANDSを脱退。二人はal.ni.coというユニットを結成する。

al.ni.coの唯一のアルバム「セイレン」(最高位14位)では、ポップさはほとんど陰を潜め、よりダークでグランジ的なオルタナティブ・ロックサウンドが支配し、上杉の理想とする音楽が完成に近づく。しかしその音楽性とのずれを感じた柴崎が「自分の音楽をやりたい」と上杉に伝えたことで、上杉はal.ni.coの解散を決断。2001年をもって解散に至った。


その後上杉は、安定的な収入をも捨てて、自らのレーベル「pojjo record(ぽじょ・れこる)」を設立。インディーズに転向して独自の道を歩み始めた。ルックスもこの頃からかなりの変貌を遂げる。丸坊主にしてみたり、刺青を入れてみたり、若干太ってみたり。

そして上杉昇名義で、ミニアルバム「L.O.G」(最高位63位)、フルアルバム「Blackout in the Galaxy」(最高位72位)、カバーアルバム「SPOILS」(最高位86位)の3作品を発表。特に、「SPOILS」では、ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルヴァーナ、ニール・ヤングなど、彼のルーツを感じさせられる曲や、意外な中島みゆきのカバーも収録され、質の高い歌と、00年代的なデジタル感をも伴ったハード・ロックサウンドを聴かせている。

2008年に結成し現在も活動中のバンド「猫騙」では、エスニカルな衣装とインディアン風のメイクを施されたルックスが度肝を抜くが、骨太なバンドサウンドで若干ポップ寄りになった楽曲に、38歳にして今もなお凄みを増している上杉の歌声が乗っている。


こうやって彼の活動を俯瞰してみると、正直セールス的には明らかに右肩下がりであり、メジャーの華々しい舞台から、インディーズの陽の当たらない世界へと突き進んでいるようにも思える。でも、WANDS時代から彼は、セールスよりも自分のやりたいことを追求する姿勢を崩さず、それが事務所などとの対立を生んだとしても、曲げなかった。本当に不器用な男なのだと思う。

けれども、もう、このまま突き進んじゃえばいいと思うのだ。

不器用であっても、既に華々しさは無くても、それが上杉昇という一人の「歌うたい」の生き様なのだ。それを美しいと思う人もいるであろう。「過去の人」扱いする人も当然いることであろう。彼の生き様を、ロックだと思う人も、かっこいいと思う人もいるであろう。猫騙での彼を、色モノ扱いする人もいるであろう。


それでいいと思うのだ。


その全てが、上杉昇なのである。


これから、猫騙の活動もありつつ、ソロ活動も待っている。

個人的には、上杉昇という人間の、芳醇な音楽性と、豊かな歌唱力が素のままに表れるであろうソロ活動の方を、かなり心待ちにしておるところである。

リアルタイムで彼の音楽活動を追えていることに感謝しつつ、彼の今後の活動を楽しみにしていきたい。


[ototoy] 特集: 猫騙(上杉昇)interview 「生きることは、自然に逆らうこと」
猫騙・上杉昇(元WANDS)インタビューに対する世の中の反応
Features:猫騙|BounDEE,inc

上杉昇 オフィシャルWebサイト - WEB.WESUGI


  
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カテゴリ: 彩えんため(音楽)

2010年09月12日

庄内もっけだフェス2010を振り返って。

P8110001_450先日、8月11日、12日に酒田MUSIC FACTORYにて行われた、「庄内もっけだフェスティバル」。

本当にたくさんの方々にご来場頂きまして、無事、大盛況で終了いたしました。皆様、大変もっけでした!ありがとうございました!!!

・・・と、本当はもっと早くきちんとしたお礼の文章をここに記すべきだったのでしょうが、今回のもっけだフェスを終えて、かなりの燃え尽き感があったことと、どう整理していいのか分からない気持ちを言葉に出来ず、こんなに時間がかかってしまいました。気づけば、もうあれから1ヶ月が経ってしまいました。もっけです。

今年で3回目を迎えたもっけだフェスですが、今回は初の2日間開催ということで、遠方からお招きするアーティスト数も格段に増え、庄内の素晴らしさを感じる食べ物や企画などもかなりグレードアップしての開催となりました。

おととし、去年の開催に比べて、予算の規模もやるべきことも格段に増えて、悩むことも多かったし、スタッフの負担もかなり増えたように思います。そして正直、自分自身の力の無さや至らなさもかなり感じました。協力してくれるスタッフの皆さんの力が無ければ、今回は本当に開催出来なかったと思います。

今回中心となって動いてくれたスタッフは、ほとんどが庄内以外に在住の人達で、しかも庄内にほぼ何のゆかりも無い、新潟出身のnacoや、東京のおかっちのような人達までもが、この「庄内」という地域に魅力を感じ、そして「庄内をもっともっと盛り上げる!」というテーマに熱いものを燃えたぎらせて、多忙なスケジュールを縫って身を粉にして頑張って下さいました。

また、ナタリーさんやCDJournal.comさん、CINRA.NETさん、その他様々な媒体にもニュース掲載して頂きました。

地元酒田の人達も、チケットを手売りしてくださったり、メールで告知にご協力頂いたり。本当にたくさんの力が結集して、イベント当日まで突き進んでいきました。


そして迎えた、庄内もっけだフェスティバル2010。

ここからは写真とともに振り返っていこうかと思います。


1階のラウンジスペースでは、酒田出身の飯富崇生くんからご提供頂いた「だだちゃ豆」の無料提供に始まり、

IMG_0777_600IMG_0742_600これが山形県三川町発の「庄内バーガー」!!んめけ〜!


IMG_0868_600「けーくーこ」さんのご協力による庄内の名産品の販売、そして飛島のごどいもの提供などなど、盛りだくさん。


P1010505_600IMG_0865_600

ご来場者の皆さんから、庄内に対する「もっけだ」のメッセージを書いて頂きました。


IMG_0827_600ライブの合間には、庄内弁おもしろ講座「庄内弁でしゃべらナイト」や、皆さんから応募頂いた「もっけだフォトレター」の上映も。


こちらが、その際に流した動画です!!

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第一回
http://www.youtube.com/watch?v=097XEuKUGmI

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第二回
http://www.youtube.com/watch?v=w6CscrIOyEM

【庄内弁講座】庄内弁でしゃべらナイト 第三回
http://www.youtube.com/watch?v=wX6SbcVRdxQ

「もっけだフォトレター」の映像もどうぞ。BGMは、もっけだフェステーマソングの「もっけだ協奏曲」です。

もっけだフォトレター


IMG_0713_6000P1010526_600また、酒田在住の斎藤佐知子さんによる、庄内の歴史ある風景を撮った写真も展示。「もっと庄内の街を歩こう!」というメッセージが込められていて、もう一度地元を見つめ直すきっかけになったのではないかと思います。右側の写真に写ってるのは、司会をして頂いたtakujiさんと、僕の高校陸上部時代の同期の妹さんです(笑)。



そして、ライブの方は…。

P1010493_6003入口前のスペースで、笹口騒音ハーモニカのライブで幕開け。

かなり即席のステージだったのですが、オワリカラに同行しているPAの原田さんのお力添えもあって、何とか形にすることが出来ました。原田さん、ほんとでもっけでした。。。

やっぱり、音楽が鳴り始めると、このもっけだフェスのあったかい空気感が広がってきました。


そして、1日目のステージは、地元の歌姫・高山愛さんに始まりました。「もっけだましい」のこもった美しい歌声を聴かせてくれました。

サマソニ出演の勢いもそのままに、いつもにも増してキレッキレのライブを披露してくれたTHIS IS PANICのライブでは、「おすもうさん」という曲でタカキ君が相撲の相手に僕を指名。しかし見事に私が2連勝を飾りました(笑)。MCもめちゃくちゃウケてましたねー。

酒田で高校生活を送ったQurageくんは、その音楽と歌で会場の空気を清らかに染めてくれました。やっぱり、彼の音楽は、庄内の空気に凄く合うような気がします。

そして、京都から長い道程を経てやって来てくださった空中ループ。いつもにも増して美しいライブ。会場内もめちゃくちゃ盛り上がってました。

IMG_0799_600そして、笹口さんの絶叫と高温度の演奏がかなり熱くたぎっていた太平洋不知火楽団。いやー楽しかった!!


トリは、東京のオルタナティブ・ロックシーンを先頭で引っ張るオワリカラの、とんでもない爆発力を伴ったライブ。最後はアンコールも出る盛り上がり。

いやー、どのアーティストのライブも素晴らしかった!!!まじで!!

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フィナーレでは、「もっけだソング」を合唱。出演アーティストの皆さんにも壇上に上がっていただき、大団円に終わりました。


そして迎えた2日目は、波乱の幕開け。お盆の渋滞に巻き込まれ、リハーサル時間に間に合わないバンドが続出。リハ時間もどんどんと押していき、かなり焦りまくりました。

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結局、15分押しでなんとか開演。

もっけだフェスには3年連続皆勤賞の出演となるエリーニョさん率いる、エリーニョ&The Sweetest Friendsから始まる。やっぱりエリーニョさんの作る音楽の優しさとか安心感って、庄内の空気の中で聴くと凄く染み渡ってきますね。

IMG_0938_600そして、僕の好きな「行く末」や、今回のもっけだソングとして「サンキューロック」を披露してくれたThe Musique。良かったなあー。

The Musique - 行く末(Live)@酒田MUSIC FACTORY 2010.8.12

「行く末」のライブ動画です。

ANIMAも素晴らしいライブでした。ボーカルの小島ケイタニーラブさんが、当日に土門拳記念館に行った時に酒田市を走る「るんるんバス」(どこまで乗っても100円の奇跡のバス)に乗ったエピソードを元に、「るんるんバスの歌」を作って歌ってくれました。これも会場が大盛り上がり。

IMG_1013_600そして酒田のトップバンドFRIDAYZは、いつも通りのハイテンションで楽しすぎるライブをカマしてくれました。この流れでFRIDAYZのライブを観れたのはすげー楽しかったです。YOMOYAのキーボードの長倉さんがめちゃくちゃフロアで騒いでいたのも印象的でした(笑)。

IMG_1020_600ここで、1階のスペースで急遽、酒田の弾き語りミュージシャン人路くんが飛び入りライブ参戦。仕事を早く切り上げてくれて、当日に出演が決定したにも関わらず、その美声はやっぱり間違いなかった。2曲だけでしたがかなり盛り上がったです!

そして、FRIDAYZの健太くんも楽しみにしてたYOMOYAが登場。他のバンドももちろんそうなのですが、このバンドを庄内で観れるこのレア度たるや、凄まじいと思います(笑)。音の手触りや温もりがしっかりと伝わってくる、じわじわと喜びが広がるようなライブでした。

2日間のトリは、SEBASTIAN X。やっぱりこのバンドの発する音の躍動感と生命力たるや。人を幸せにするパワーに溢れていますねほんとに。当然のごとくアンコールも。トリにふさわしい、素敵なライブでした。

2日目も、どのアーティストのライブも素晴らしかった!!!


ただそんな中で、主催側としては、様々な点で不備があり、非常に申し訳ない思いをしました。時間がかなり押してしまったことや、アーティストさんへの確認ミスなどもあったり。そんなことも積み重なったことで、2日目のフィナーレは、「もっけだソング」を歌うことが出来ませんでした。正直、今思うと心残りなことでした。

全てのアーティストさんが気持ちよくライブを行って頂けるようにすることが、僕ら主催者側としてやるべきことであり、そこの部分で様々な配慮や人手が足りていないという問題があったことは紛れもない事実でした。これについては僕としても本当に反省しております。


でも色々大変なこともあったけど、なんだかんだ言って、アーティストの皆さんそれぞれが庄内を楽しんで下さっていたのも感じてほっとしたし、やっぱり、庄内ってやっぱいい場所だなあ、って改めて感じたのも事実。

「もっけだ」という言葉の持つ大きな力についても、再度実感することが出来ました。

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そして、この2日間で、延べ約200名の方々にご来場頂いたという事実。中には、岩手などの隣県や、わざわざ東京からこのイベントのためだけに酒田に来て頂いた人もいらっしゃいました。

やっぱり、お客さんの笑顔がたくさんそこにあったことは、本当に素晴らしいことで。やって良かったなあ、って心から思いました。



今回、出演して頂いたアーティストの皆さま、

ご来場頂いたたくさんの皆さま、

ご協賛、ご寄付を頂いた皆さま、チケットを売って頂いた皆さま、

そして、最後まで一人ひとりが最高の仕事をして下さったスタッフの皆さま、


本当にもっけでした!!!


やっぱり、色んな人達のご協力に感謝の意を表すときって、この「もっけだ」という言葉がもっともふさわしい瞬間だと思います。

ありがとうございました。もっけでした。


そしてこのもっけだフェスですが、来年やるかどうか、まだ正直迷ってます。

スタッフの皆は、それぞれが仕事を持っている中で、本当に貴重な時間を割いてこのもっけだフェスのために尽力して頂いています。でも、かなり限界を超えた仕事量を抱えてしまった人もいました。「もっけだ」を通り越して、申し訳ない、と思ったのも事実。

東京にいながらにして、遠く離れた庄内のイベントを作っていく難しさというものも、3年やってきてひしひしと感じております。

僕の思う理想のフェスを作っていくためには、地元で中心になって動ける核となるメンバーがほとんどいない今の体制ではとても厳しい。僕自身が、酒田に帰るしかないのかも知れないとも思ってます。

でも、厳しいながらも、やっていくしかない、という気持ちもあったりして、その葛藤の中にいるという感じでもあります。


また、僕が初めて開催しようと思った2008年当時は、山形の内陸の方では「DO IT!」や蔵王龍岩祭のようなフェスがあって盛り上がっているのに、庄内でのフェスがほとんど無いという状況がありました。そこで、庄内発のフェスをしっかりと作っていきたい、という思いもありました。

そんな中、今年は鳥海サマーキャンプという野外フェスが産声をあげたり、9/20にMUSIC FACTORYで開催される「さいこもへ祭」のような地元発の面白いイベントも生まれてきている。

これは非常にいい傾向だと思いますし、上記のイベントは、もっけだフェスのやろうとしている方向性に近いことをやっているのではと思います。僕がやらなくても、庄内の良さを再発見したり地元を盛り上げたりという役割を、そういう他のフェスやイベントに任せちゃってもいいのではないか、という気もしてきております。


でもやっぱり、僕がもっけだフェスを通じて成し遂げたいことっていうのは、もっともっと大きなことで、庄内の素晴らしさを、全国へ、そして全世界に発信していきたい、ということだったりもします。

そのゴールに近づいていくために、今の規模のままやり続けていくのか、一旦1年ぐらい休んで、しっかり大きな計画を練りなおしてやるのか、という選択のどちらをとるのか。そこについても、ちょっときちんと考えたいと思ってます。

その上で、来年開催するのかどうか、開催するとしたらどのような形がいいのか。あるいは、再来年以降に向けて計画を練っていくのか。それについて決めていきたいと思います。

いずれにせよ、もっけだフェスを、僕はこれからもやります。
必ず戻って来ます。

それだけはここに誓いまして、もっけだフェス2010の総括としたいと思います。

長文を最後まで読んで頂き、大変もっけでした(笑)。


こちらが、出演アーティストの皆さんがもっけだフェスについて書いて下さっているブログですので是非読んでみてください。

空中ループを斬る | もっけだ日記

もっけだ!|The Musiqueオフィシャルブログ

1/880000の孤独 : [Qurage] 酒田総集編/ほとんど山口(8/11,12)

エリーニョとほほ通信:ガム頼り

FRIDAYZ MEETING:明日待ってます!


もっけだフェス関連のTwitterでのつぶやきをまとめてみました。
Togetter - 「庄内もっけだフェスティバル2010 −好ぎだ!もっけだ!庄内!− まとめ」


最後に、実行委員として本当に頑張ってくれた、新潟のnacoのブログ。本当にありがとう。
庄内もっけだフェスティバル その意義 : 七井橋


DSC02743_600僕の実家に泊まって頂いた、YOMOYA、太平洋不知火楽団の皆さんと。  
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カテゴリ: もっけだフェスティバル

2010年06月23日

庄内もっけだフェスのニュースが、ナタリーのアクセスランキングで1位に(笑)。

もっけだフェス_フライヤー・ロゴどうもご無沙汰しております。アヤテです。

このたび、8/11、8/12に僕の地元酒田で開催されます、「庄内もっけだフェスティバル2010−好ぎだ!もっけだ!庄内!−」の詳細を発表いたしました!

▼もっけだフェスティバルWebサイト
http://www.mokkefes.com/

私が実行委員長として2008年から開催しているもっけだフェスですが、今年で3回目となりまして、初の2Daysでの開催となります。

で、今回は面子の方も本当に素晴らしいバンド・アーティストばかりでして、各種音楽メディアにもニュースとして取り上げて頂くことが出来ました!!


ナタリー - 庄内もっけだフェスをSEBASTIAN X、YOMOYAらが支援


CINRA.NET - 庄内地域おこし「もっけだ」フェスにオワリカラ、YOMOYA、太平洋不知火楽団ら大集合

CDJournal.com - SEBASTIAN X、オワリカラ、YOMOYAら出演! 山形県<庄内もっけだフェスティバル2010>開催!

とくに、音楽情報サイト最大手のナタリーさんでは、掲載から翌日朝までのアクセスランキングで、なんと見事1位を獲得(笑)。

ナタリー1位←これが証拠画像です。

ナタリーの記事下のコメントなど見てみると、Twitterでの地元人などからの反応もかなり多くて、凄く嬉しいですね!

以下、その反応より。

『何これ、めっちゃ地元!笑 フェスブームに完全に乗っかってる。ちなみに「もっけだ」は「わざわざありがと〜」みたいな意味。』

『観てみたいバンドいっぱい…みんな夏は酒田行こうぜ★彡』

『ふーん、山形にこんなフェスあるのね…ってちょっと!なんかメンツ良くない!?』

『アヤト君のもっけだフェスがナタリーニュースに載っとる!着々と拡大してすごいな。』

『せっかくMUSIC FACTORYっていう良いハコあるんだし、もっと音楽で庄内盛り上げていきたいもんだね』

『今年は夏フェスへの参加は無いけど、「青春18きっぷ」使ってちょっと行ってみよう…かな?(まだ考え中だがw)』

『酒田のフェスいいなー。でも東京にいるだろうな。。。オワリカラとかYOMOYAとかが酒田に行くって・・・。ナタリーにまで掲載されちゃうしすごい!酒田なかなかやるね!』

『庄内もっけだフェスがナタリーに載ってるよ! すげー全国区だ。』

『「もっけだ」という言葉も全国区にします(笑)』


いやーそんなこんなですが、ほんと嬉しいですね。
RTしてくれた皆さん、ほんとでもっけです!!

ということで、以下がフェスの詳細になります。

庄内もっけだフェスティバル2010
−好ぎだ!もっけだ!庄内!−

日程 : 2010/08/11(水)、8/12(木)
場所 : 酒田MUSIC FACTORY
開場 : 17:00 開演 : 17:30

料金 :
前売−1日券1,600円、2日通し券2,200円 (+各日入場時にワンドリンク代400円)
当日−1日券2,000円、2日通し券2,600円 (+各日入場時にワンドリンク代400円)
※中学生、高校生はチケット代半額!!、小学生以下は無料!!

LIVE ACT :
▼8/11(水)
オワリカラ
太平洋不知火楽団
空中ループ
Qurage
THIS IS PANIC
笹口騒音ハーモニカ
and more…!!

▼8/12(木)
SEBASTIAN X
YOMOYA
ANIMA
エリーニョ&The Sweetest Friends
FRIDAYZ
The Musique
笹口騒音ハーモニカ
and more…!!

MEET : ∞

お問い合わせ、チケットのご予約
→mokkefes@gmail.com
※チケットのご予約は、お名前、1日券(日にち)or 2日券の種別、一般 or 高校生以下の種別、枚数を本文にご記入の上、メールを送信してください。当日、お名前を言っていただき、受付にて料金をお支払い頂いて入場して頂く形になります。

▼イープラスでもチケット発売!!
庄内もっけだフェスティバル2010<2日券>
庄内もっけだフェスティバル2010<1日券>


また、こちらはお願いになるのですが、今回、正直かなり財政的に厳しい状況でして、このフェスティバルに協賛していただける企業様、団体様、個人様を募集しております。庄内の活性化のために、庄内の未来のために、何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。企業・団体は一口10,000円から、個人様は一口1,000円からになります。

詳細は、渾身の大作、もっけだフェス企画書(PDF:52ページ、1MB)をダウンロードしてご覧下さい。

※ご協賛、取材等のお問い合わせは、
mokkefes@gmail.com
までメールにてお願いいたします。


皆さんに楽しんで頂けるような最高のフェスになるように、当日までまじで準備の方頑張っていこうと思います。

それでは、引き続き、もっけだフェスをよろしくお願いいたします!!

▼もっけだフェスティバルWebサイト
http://www.mokkefes.com/


P.S. 6月20日をもって、私アヤテは30歳になりました。お祝いのお言葉を頂いた皆様、本当にありがとうございます。孔子の論語の言葉によると、人は「三十にして立つ」とのことですので、ちゃんと地に足を着けてすっくと立ちつつ、世のため人のため、そして音楽のため、地元山形のために邁進していこうと思います。今後とも皆様よろしくお願いいたします!!
  
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カテゴリ: もっけだフェスティバル

2010年06月02日

5/29プリズムリズムLive@代官山LOOPのレポ。ライブ動画も。

先日5/29はプリズムリズムのライブが代官山LOOPでありました。

今回は初のトリということでしたが、かなりバンド全体がいい意味でリラックスしてできたなあと思います。

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IMG_0161_600IMG_0167_600今回のセットリストはこちらです。

1.名人芸
2.Don't Let Me Down
3.Vanihin'Green
4.ワンダフル
5.LaLaCoCo

今回は、4月のモッケダ☆ナイトに引き続きかなり多くの方にお越しいただきまして、お客さんに助けられた部分も大きかったと思いますが、とても楽しくライブ出来ました。

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写真は、よしころじーさんに撮って頂きました。ありがとさんでございました!!

ということで、以下がワンダフルとLaLaCoCoの動画です。
初めてライブ動画をネット上にさらしちゃいますww

プリズムリズム - LaLaCoCo(Live)@代官山LOOP 2010.05.29


プリズムリズム - ワンダフル(Live)@代官山LOOP 2010.05.29


いやー、こうやって見るとほんとまだまだですね。
精進いたします。

とりあえず、今回のライブを終えて、これからプリズムリズムは曲作りの期間に入ります。とにかくいい曲を作りまくろうと思っておりますので、秋から冬ぐらいにはまたライブが出来るのではないかと思います。

それまでライブ活動はお休みしますが、いい形で戻ってきたいと思います。

またライブの方は決まり次第、ご報告いたしますね。


どうでも良いのですが、僕らのバンドと同名の「プリズムリズム」というPCゲーム(萌え系)が最近発売されたそうで、検索にはそっちのゲームの方がやたらと引っかかるので、やるせない気分でいっぱいですww。

ではではまた!

プリズムリズム MySpace
  
Posted by ayate at 22:55Comments(1)TrackBack(0)